2010年9月4日土曜日

越中おわら風の盆



9月に入ってもまだまだ続く猛暑日。異常としかいいうようがありません。
以前から一度見てみたかった(富山のおわら風の盆)に行って来ました。団体旅行で待ち時間がやたら長かったのですが、普通は数千人の人口の町に20万人くらいがくるのですから、団体旅行しか無理ですよね。
紙人形のようという形容詞がぴったりの編み笠を深くかぶり、三味線、太鼓、尺八、胡弓んなどの伴奏にあわせ、それぞれの町で独自の踊りで男と女が一緒に町流しをする様は哀愁をおび不思議な世界に引き込まれていきました。五穀豊穣を祝う元気の良い祭りとは全く雰囲気が違います。
小さな子供も参加し、その形のよさ。しっかり伝統を引き継いでいて素晴らしかったです。
夜中に金沢のホテルに泊まり、翌日は金沢観光。古い茶屋町の風景は京都にいるの?と間違ってしまうほど町並みは似ていました。猛暑の中、あっちこっちでかき氷やアイスを食べ半日楽しく過ごすことが出来ました。
ダイドードリンコの広告の1節に
あらゆる境界線を越え。人と人を結ぶ無心のエネルギー。今日本に必要なのはそんな底知れぬ生命力に満ちた祭りのパワーと一体感と人と人の心の絆、そして純粋な感動かも知れません。
本当に同感です。

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