寒い毎日が続いているので映画を見に行きました。
三浦友和が主役、富山の地方鉄道で真面目に運転手を務め、60歳で定年を迎えた夫と、専業主婦でいた妻がもう一度看護士として働きたいと願う妻の葛藤を描いた映画です。
これは映画のストーリーですが私達の身の回りにもたくさんの不協和音をみます。
会社員の妻として、主人が会社に出かけたら子育て、家事はもちろんこなしましたが、何ををしようと全くの自由。天下泰平、怖いもの無し、24時間自分使用の時間でした。
そこに縦にも横にもしない夫、全てが異なり、一番身近にいるものの全くお互いの事が分かっていない夫婦が24時間生活を供にするようになり、このストレスは言葉では語りつくせません。
暴力をふるわけでもなく、酒乱でもなく、賭け事で負けてくるわけではないのですが、存在自体が問題です。定年を迎えた夫婦の越えなければならないハードルです。
もちろん妻の方にも非はあることを認めますが、とくに団塊世代の男性は高度成長期を会社人間で過ごし、あまりに恵まれてきたので、回りで支えてくれる人に対する感謝が少なすぎるように思います。
なんでも当たり前と思っていたら大間違え。自立しなさすぎ。
妻はどんどん進化しています。
人生の最終章を輝かせるために自分の生きて来た道を振り返り、反省することはし、自分で出来ることは自分でやるべきです。
と思いつつ、やっぱ変らないかな?
塩梅よくやるしかありません。
退職し8年の経験をいかし人生相談承ります。
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