2012年8月18日土曜日

夏の蝉

毎日暑い日が続いています。

日中外にでるもの怖いくらいなので、ほとんど家でクーラーをかけてのんびり、夕方から活動開始です。

この時期がんばっているのは蝉だけかな?
数年間土の中でじっと耐え、地上に出てきて1週間鳴きつづけて力尽きてしまう蝉の一生はあまりにはかないですね。
生まれ変わっても蝉にはなりたくありません。
本当に命のバトンタッチだけのために生きているのでしょう。

どうやって土の中に入るのかと不思議でしたが、産卵は木の中に行い、孵化した幼虫が土にもぐりこんで行くそうです。
何回か幼虫のまま脱皮し、成虫になる用意ができたら、穴を掘って地上に上って来て、木の上で脱皮し、成虫になり飛んでいくようです。体内時計も正確です。
脱皮失敗し、白い羽化したばかりの成虫が蟻に襲われているところを見たことがあります。
どんな生物にとってもすべて命がけ、天敵がたくさんいます。

40年前会社に同期入社し、家族ぐるみで仲よくしてもらっていた友人のご主人が癌で亡くなりました。
会社を定年退職した後珍しい癌が見つかり、最先端高度医療で治療していましたが、力尽きました。ずーと痛みがあり、本人も家族も辛かったと思います。痛みが無くなりほっとしているでしょう。
次に生まれ変わる時は蝉以外で楽しく生きれるものになって欲しいです。

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