2011年1月13日木曜日

映画【最後の忠臣蔵】

ここ2,3日お天気は良いのですが、北風が強い寒い毎日です。風が1m吹くと体感気温が一度下がるそうです。
今日は散歩は寒いのでひ弱な私達は映画に行きました。

今でも12月14日前後に忠臣蔵のテレビドラマ必ずやっていますね。日本人は大好きなのです。

最後の忠臣蔵は普通の主君の仇討ちではなく、殿様からじきじきに言い渡されてやむなく生き延びた二人が主人公。一人は事実を後世に伝え、遺族をねぎらう使命を与えられ、一人は京都にいる側女に産まれた子供を立派に育てあげるという使命を与えられる。二人とも16年かけ立派に役目を果たす。大石内蔵助の子供を立派に育て上げた役所広司演じる武士は主君の仏壇の前で自害する。

役所広司や佐藤浩一のベテラン俳優の存在感、京都などのロケ地の美しさなど本当に素晴らしい映画でした。
命預けて欲しいといわれ、【有難き幸せ!】なんていえる現代人はいないでしょうね。忠義、忠節など死語になってしまい、自分と自分の周りのことしか考えず、権利を主張することしかせず、約束をすぐ破る今の日本人には考えさせられる映画でした。日本はこれからどうなっていくのでしょう!

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