久しぶりに映画を見に行きました。
【火天の城】は織田信長が山一つ3年で築城せよと熱田の宮番匠に命じます。侵食惜しんで仕事にとりかかり、家族に支えられ、前代未聞の巨大な城の建設が始まるというストーリーです。
主役の西田敏行の存在感。なにをやっても本当に上手です。500年前の機械もましてパソコンや計算機のない時代に素晴らしいですね。木のことを知り尽くした番匠は木に耳を傾けろとさかんに言っていました。これは現代人は忘れていることですね。あまりに便利で簡単に作ってしまい、本体に問いかけることしなさすぎです。
織田信長は吹き抜けの天守閣を望んでいたのですが、その意に逆らい激昂する君主に絶対譲らない番匠の場面は凍りつくようでした。
今の時代こんなことは絶対ありえませんね。逆らったら仕事なくなっちゃうし。リーダーもまた信念や重みがなさすぎ。
今は忘れている日本人の素晴らしさを垣間見えてよかったです。
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